睡眠時無呼吸症候群(術後7日)
(Sleep apnea syndrome)
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 早朝3時30分頃痛みで目が覚める。30分くらい我慢するが痛みが収まらない。痛み止めをもらう。処置すると再びウトウトと眠りにつく。

 6時に起床の放送が一瞬起きる。何となく痛い。横になっていると、また、ウトウト寝てしまった。
 7時一寸前看護婦さんの検温で目が覚める。痛い! モノスゴク痛い! 今までで一番痛い! 「ゴメンナサイ!」と叫びたくなるような痛さである。看護婦さんに「痛いです。」といった後眠ってしまった。もしかすると意識を失ったのかもしれない。

 8時チョット前、朝食が運ばれ目が覚める。いつのまにか朝のお茶も来ている。食欲は無いが「まぁ 食べてみるか。」と、味噌汁を一口すする。飛び上がった。シミル・飲みこむとき痛いとどうしようもなかった。10分ぐらいたって、上ずみになったところをすくって飲んだが同じだった。朝食中止。

 9時30分過ぎ、診察を受ける。口の中に軽い麻酔薬をしてもらい、中の掃除をしてもらう。外皮で言えば「カサブタ」にあたるよなものが、剥がれて、新しい粘膜が出てきているような状況とのこと。鼻の掃除もしてもらい、口呼吸による乾燥を防ぐための処置もしてもらう。ただし、痛み止めの使用は暫くマッタ! 何とかして〜!

 11時30分やっと痛み止めの処置をする。昼食に間に合えば良いのだが...

 12時チョット前昼食。今日のランチはロールキャベツである。勇気を出して(普通の御版を食べるのに勇気を出すとは情けないけれど)かぶりつく。ドッヒャー! 痛〜い! 外側の厚いキャベツをどかして、内側のやわらかい葉っぱと、中身だけ食べる。卵スープがおいしく、これだけは完食。

 3時過ぎ、手術以来剃っていなかった髭を剃ることにした。このまま伸ばしても良いかとも思えるほど伸びている。だが、いつまでも痛みがとれないような気がして、剃ることにした。電気シェーバーはもともと持ってきていない。カートリッジ式のいわゆる「カミソリ」である。シェービングクリームではなく、最近はやりのシェービングジェルである。髭になじませ、剃り始めるが、うまく剃れない。髭が伸びすぎていて、2枚刃の中に詰まってしまう。取り除きながら剃ったが、鼻のした部分を残したときに限界に達してしまった。鼻からの逆流を一時受け止めるための関所としてここだけ残しておくことにする。

 どうにも痛みが治まらない。下痢も併発したようで身体がだるい。

 看護婦さんが点鼻薬を持ってきてくれる。点鼻薬は苦手である。看護婦さんに言ったら「止血剤も入っているので、ガンバってつけてください。」といわれてしまった。やれやれ。

 夕食、痛み止め無しでガンバって見る。蒸した鱈(アンがかかっている)のおかずはやはり口蓋部に付き刺さる。炒めナスについていた味噌は飛び上がるほどしみる。薬が無いと食事が食べられない? ダイエットにいいかも。

 7時30分過ぎカミサンが来る。防ダニ布団を買って良いかとチラシを持ってくる。布団の癖に(どう言う意味だ?)高い。が、今の布団もずいぶんくたびれてきたので買うことにする。