ディスクは、何も罫線の引いていない真っ白なノートだと考えて下さい。 これを使うときには、罫線を引いて(縦でも横でもよい) 自分が使いやすいようにすると思います。尤も、最近は罫線が引かれているノートを買う場合が多いでしょうが・・・ これがフォーマットだと考えて下さい。自分(パソコン)の好み(仕様)に合わせて線を引いていくわけです。もちろん罫線を引いたばかりの時には何も記録されていません。 ディスクにデータを書き込むときに、パソコンはFAT(File Allocation Table)というものを作ります。簡単にいってしまえば目次のようなものです。データのアクセス時にはこのFATを参照して、データの保存されている場所を読みにいくわけです。その方が最初から順番にデータを探すよりず〜っと早いからです。 データを書いたときにはこのFAT領域にその情報が書き込まれます。 このFAT領域だけを消去して、あたかも何もかかれていないディスクのように見せるのがクイックフォーマットです。ですから、DUMPソフトなどでクイックフォーマットしたディスクを見るとデータ部分には前のデータが残っていることがわかります。 |
※注意:この例ではフォーマットするハードディスクをc:ドライブとしています。
他のドライブのディスクをフォーマットするときにはドライブ名を指定して下さい。
これで、フォーマットが終了しました。
ちゃんと使えるようになったかスキャンディスクでチェックして下さい
キーボードから
scandisk c:
と入力し最後に「Enter]キーを押します。
ハードディスクがちゃんとフォーマットされたかチェックしてくれます。